フィットネスとしての【構え】の意味

こんにちは。
リアルストライク担当の藤澤です。

リアストでは、格闘技の動きを応用してレッスンを行うわけですが、
格闘技には「実戦」と「フィットネス」という2つの側面があるのが興味深いと思っています。

「実戦を想定したテニス」「実際の戦いとしてのゴルフ」とか、あまり言いませんよね。
(試合という意味での実戦はあると思いますが)
 
 

格闘技には既に「実際の戦い」という意味が含まれています。
それが現れている1つが「構え」です。

卓球やテニスや野球にも構えはあると思うのですが、格闘技では構えがより重視されます。

格闘技における構えのおもな目的は、「相手の攻撃を防ぐため」です。

球技でも球は飛んできますが、身体を狙うわけではありません。
(ドッジボールを除くと)

 
 
対して格闘技は、明確に相手が攻撃してくるので、備えが必要です。

流派やジャンルによるので一概には言えませんが、両手は顔の近くに挙げて、脚は前後に開きます。

顎を適度に引き、上目遣いで相手を見ます。

そして打撃を打っている最中も、反対の手は顔の近くに置いておくのが理想です。

 
 
ただ、構えにはフィットネスとしての意味も存在すると私は思っています。

それは、「構えを維持することが思いのほかキツい」からです。

実際にやってみると分かりますが、疲れてくると構えが崩れやすくなります。

打ってない方の手が下がったり、顎が上がったり。

構えって、人体の構造からすると自然なものではない。

だからこそ、構えをキープだけで「筋トレ」になりますし、
注意を維持する「脳トレ」にもなる
ということです。

 
 
ちなみに空手では「立ち方3年」と言われることもあります。
構えに絶対の正解はなく、ご自身にあった構えが見つかるまで少しずつ変化していくことでしょう。

私が担当するリアルストライクでは、構えからしっかり作り込んでいきます!

 
 
毎週火曜日11時30分から行っています。

わりとハードなレッスンなので、参加される際は体調を整えて来てください!

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